またひとり居なくなった。
寂しいもんだ。
椎名もたさんが亡くなったそうだ。
記事の文面からすると自殺だろうな。。
古河のろの時を知っているけど、
楽曲はとても若い感性で、技術はまだそれなりで…という印象だった。
立ち振る舞いもまだ稚拙で、古河のろ名義の時はいろいろとゴタゴタしてた印象だ。
イメージが一変したのは、椎名もた名義で発表した『ササメク』。
もっと聞きたい。というのが正直な感想だった。
その後『パレットには君がいっぱい』の、
揶揄表現は的を得ていて、心を動かされるものがあった。
子供のような純粋な感性で、楽曲を作る方だな。
という印象だった。いい意味で。
『あなたのようになりたかった。』
この世界でうまく生きる人は、それはそれで羨ましくて。
でもそれを、感情が邪魔をする。
『大人になったから魅力がなくなった』
大人になるってどういうこと?
迎合。黙殺。不干渉。
大人になるってそういうことなの?
きっと彼には、世界は汚すぎたのだと思う。
ならば作品を完成させて終ろう。
それが彼にとって、死だったのだろう。
完成おめでとう。おつかれさま。
あなたがさよならをした、汚いこの世界で私はまだ生きています。